産卵を望まない場合は、容器全体の面積に対して3分の1の陸場と3分の2の水場それに水深は、亀の甲羅長さの2倍にして、ヒーターで水温を一定に保ち冬眠させず亀が安心して隠れられるシェルター(造花・土管・かわらなどを水中に沈める)をつくる。
カルシウムのかたまりである甲羅を持つ亀には「甲羅干し」が必要である。陸上に登った時、約300ナノメーターの波長の紫外線を浴びさせてやるのが理想であるが、紫外線蛍光灯などの高価な器具を用意できなければ1日2・3時間太陽光に陸場の半分があたる場所に飼育容器を設置してやれば良い。但し、太陽光の場合甲羅に悪影響を及ぼすコケが生えるので、これば定期的にブラシで拭き取るようにする。

水換えの時はハイポなどの塩素中和剤を使わず、水道水をそのまま使い、塩分を好む汽水性のスッポンなどには、時々塩を溶かしてやる。淡水で長期飼育していると皮膚の状態が悪くなる。但し、熱帯魚と同じように同温の水を足し入れる事に注意する。熱帯魚や金魚の様に足し入れた水が現在飼育水温より低い場合は、低温麻酔により動けなくなり、病気の発生を促し、最悪の場合死に至る。

 

kame1.gif (52753 バイト)

亀の寿命

昔から「鶴は千年、亀万年」と言う言葉があるが、一般的な亀の平均寿命は15歳と言われている。これは人間に換算すると120歳ぐらいに相当するが、同じ爬虫類のワニなどは平均24年生きると言われている。しかし実際に過去の資料から152年間生き続けた亀が存在した記録もある。いずれにせよ、「亀は万年」と言う言葉は実際には証明されていない事になる

 

kame2.gif (35704 バイト)

亀の飼い方

陸亀を除いてほとんどの亀はアクアテラリウムで飼育するのが望ましい。アクア(亀の体が完全に水没し潜れる水場)テラリウム(甲羅を乾燥させる陸場)ほとんど一般家庭では不可能な事であるが産卵をさせる為には陸場に土や砂が必要である。この陸場の土や砂に水が浸水する様であれば卵が溺れ死ぬので防水性のセパレートで区別し、陸場の面積は甲羅の長さの5倍が望ましい。つまり産卵を目的とする場合は、ほとんどの亀の甲長は20センチ以上に成長するので90センチ水槽でもまだ足りない事になる。

 

kame4.gif (55726 バイト)

アフターケア

自然界の亀は日光浴で熱を吸収したり、水底の冷水域に潜ったりして気温が20℃以下や35℃以上の悪天候でも自分の体温を調節している。故に飼育環境では、気温上昇時には日陰に置き扇風機などで水温や容器室温の上昇をくいとめる。又気温低下時にはヒータで水温を25℃に保ち、容器室温はファンヒーターや熱電球の照射によって保つ。亀の致死温は40℃以上である。

 

kame6.gif (27379 バイト)

亀の食事

貪欲で何でも食べる亀ですが、夏場や購入まもない(環境の急変)餌食いの悪い亀には小えび・糸ミミズ・昆虫・小魚などを生きたまま与えると良い。慣れさせると乾燥餌でもよく食べるが、一種類に限らずいろんな餌を与える方が好ましい。食べる量が多いと、ついつい与えすぎて食べ残したり、排出物が多いのですぐに飼育水を濁してしまいます。出来ればプラケースなどに食事のたびに移し、飼育水槽では餌を与えない様に習慣づける。