魚体の表面は人間のように「皮膚」と言う丈夫な組織で覆われているのでは無く、粘膜と言う、人間が手で触れただけで剥れてしまう様な組織に覆われているだけなので非常に脆く、人間にとっては僅かな水温変化でさえも死に至る事があります。
水温計で1℃違えば体感温度は5倍の5℃違うと言われており、30℃近い気温の時に15℃前後の冷蔵庫に何の前ぶれなく、飛びこんだ時を想像して下さい。ある者は温度変化のショックに耐えられず、心臓麻痺を起こし即死に至ったり、健康体な者でも風邪をひき何等かの悪影響が出るのは必定です。

「熱帯魚だから○○℃にしなければ成らない!」と言うことは絶対無いのです。人間が灼熱の国でも、北極でも徐々に適応すれば暮らしていけるのと同じで、ただ単に最適水温と言うのがあるだけなのです。水換えも、今現在魚が泳いでいる水温と全く同じ温度の水を足し入れてやり、夏場のように30℃を越える場合でも冷たい水を足し入れる事より、水換えの頻度を増えしてやる事の方が重要です。予算があれば水槽用クーラーを設置し、氷を水槽に浮かべるような事は絶対におやめください。

 

汚物の吸出し

底砂から上の水は濾過装置のお陰で浄化済みなので、吸出す必要なし。底砂の中には魚の糞、水草の枯葉など各種のアンモニアが混在しているのでこれを吸出す事が最も重要。市販の水換え用のホースを使って底砂の中の水を満遍なく吸出す。

 

 

水温調節

湯沸し器のお湯と水道水を混ぜ合わせ、現在魚が泳ぐ水温と、全く同温の水を作り、カルキ抜き・水質調整剤・病気予防薬などを混ぜ合わせ足し水を作り出す。

 

 

足し水

汲置の水を使用することも以前はあったが不純物が混入する恐れが有るので、汲置せず即効性のカルキ抜きを使い湯沸かし器のお湯を直に使用する。又、これにより湯沸し器に多く含まれる溶存炭素により水草の光合成を促進できる。