目次

 

セクション 1
病気が完治した後の飼育水は総換えした方が良い?

セクション 2
病気時は水換え後に薬を入れた方が良いか?

セクション 3
病気予防には何に注意したら良いか?

セクション 4
水換え時の足し水は汲み置いた方が良いか?

セクション 5
水槽を購入時に付いている活性炭の使用方法は?

セクション 6
魚が産卵した時の処置と病気予防は?

セクション 7
同環境なのに白点病になる魚とならない魚は?

セクション 8
水草にとって良い水換えとは?

セクション 9
瓶で「ベタ」を飼育する問題


飼育相談に付いて


1.病気が完治した後の飼育水は総換えした方が良いのですか?

病気の再発の恐れがあるので、完治後(肉眼で症状が消えてから)更に1週間の薬浴をした方がより安全と言えます。総換えの必要は有りませんが、病気の発生原因によっては、大抵飼育水の悪化によるものがほとんどなので、飼育環境によって6ヶ月ないし1年に1度は総換えをお勧めします。水・濾過材・底砂の3ブロックに分けて2日置きごとに実施するのが理想です。
第一にアミを使って水をよく切りながら「底砂」だけを取り出して洗います。底砂を戻さずに2日待ってから「濾過材」を洗い元に戻します。更に2日待って底に溜まったヘドロと一緒に「水」を半分換えてから、底砂を元に戻します。2日待つ事は魚の状態を見ながら慎重にバクテリアの
移動を待つことです。水換えはよほどの事がない限り常に半分までとし、底砂の中から吸出し砂から上の水は濾過装置によって常に循環されているので捨てないで下さい


2.病気になった時は、水換えをしてから薬を入れた方が良いのですか?

病気に感染した魚のいる水は直ぐに換えず、薬を投入し3日〜7日薬浴させた後に換えるようにしますこれはただでさえ病気により体力の劣っている魚に水質変化を与えてショック死をさせない為で、総換えや全部新しくする事は、非常に危険です。 水温・水質・硬度・緩衝度これら全てを一致させる事は事実上不可能な事で水換えによって目に見える毒素を取り除けてもショックを与える事には変わりないからです。


3.病気にならないようにする為には何に注意したら良いのでしょうか?

水槽の洗浄の時期は1週間に1度半分(普段の水換え)が目安で、総換えは半年又は1年に1度全ての鑑賞魚(水草も)を飼育する上で一番のポイントは「底砂」です。飼育水は水換えや濾過装置によって循環されある程度綺麗に保てますが底砂の中の水は常に止まってしまい、ただでさえ腐りやすくなっているのに上からどんどんと、糞や残餌や水草の枯葉などが浸透して行き「底砂」の中でアンモニアが発生しガス体となって飼育水に溶け込んで行きそれを魚達が吸い込んでいるのです。これを防ぐ為に「底面フィルター」で底砂の中の水を常に循環させたり水換時に極力砂の中の汚れを取るようにします。又水草を大量に植えているとアンモニアを肥料として根っ子から吸収してくれるので、お勧めです。

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4.水換え時の足し水は汲み置いた方が良いのでしょうか?

水換え時に足し入れる水をくみ置きする方法もありますが夏場急激な温度変化で置いている間に腐らせたり、不純物が混入する事があります。「水質調整剤」や「瞬間カルキ抜き」などの添加剤を使えば、水道水を直接使えます。もちろん温度調整をしないと行けないので、この場合湯沸し器のお湯を混ぜてやれば良いのです。(湯沸し器のお湯には溶存二酸化炭素が多いので水草の光合成にも役立)


5.水槽を買った時に付いている活性炭の使用方法は?

これは水槽セット時(器具一式を購入し1週間以内)の水道水にはまだ水を綺麗にするバクテリアが安定定着していない時にその中で魚を飼育すると糞や残餌などから出るアンモニアや亜硝酸ガスを浄化できず、直接魚が吸い込んでしまい病気を発生させてしまうのを防ぐ為に一時的に使用する臨時的な濾材です。当然「活性炭スポンジ」の寿命は短く、1週間前後が限界でそれ以上入れつずけると一旦吸い込んだ有毒ガスをもう一度水槽内に吐き出す恐れがあると言われています。

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6.魚が産卵した時の処置と病気予防は?

卵を移動するのではなく、親魚や他の成魚達を全部移動する方が良いのですが、それが出来ない場合は現在の飼育水を別水槽に100%移し、産み付けられた卵を水から出さない様に(大き目の筒状の物を沈めてその中に産み付けた物越しに入れてそのまま筒ごと移動する)隔離します。
卵に水生菌が付着しないように下から直接エアーレーションを弱く当ててやり、(なるべく気泡の細かい霧状のエアーが出るエアーストン使用)予防の為に「アマゾングリーン」を適量入れて、3日に1度5分の1の水換えをします。水質変化を与えぬよう、水換えの足し水は、親水槽のうわずみを入れるようにし、その都度「アマゾングリーン」を追加投入します。


7.同じ水槽で、同じ種類の魚なのに白点病になる魚とならない魚はどうして?
同一水槽で1尾でも「白点病」の症状が肉眼で確認できたならば、既にすべての魚は菌に感染していると考えた方が良いでしょう。むしろ、肉眼でハッきりと「それ」と解る症状の魚は重傷になっているケースがほとんどで細菌による病気の場合、「エサ食いが悪い」「体を底砂や水草に擦りつける」「体色が落ちた」などなどの様々な、前兆症状が現れているはずです。毎日の観察が重要で、少しでも普段と違う動きがあれば、原因追求と病気予防が肝心です。

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8.水草にとって良い水換えとは?

水換え時に貯め置きの水を使わず、水道水に湯沸しのお湯を混ぜ入れて現在魚が泳ぐ水温と全く同温の水を足し入れる。湯沸し器のお湯には二酸化炭素が多く含まれ、水草に欠かすことの出来ない光合成を行いやすい。エアーレーションを日中もかけていると、二酸化炭素がバッキされ溶存酸素が増え、水草の呼吸困難を及ぼす。
夜間蛍光灯の照明を切った後にエアーレーションをし、日中はCO2の強制添加が望ましい。


9.瓶で「ベタ」を飼育すると言う問題
先ず「ベタ」と言えども立派な熱帯魚であるため、冬場のヒーターは必需品です。年間を通じ25℃〜28℃をキープしてやらねばなりません。しかし、熱帯魚飼育にとって一番の難しい時期は冬場よりも夏場です。水量の少ない瓶などでは、特に外気の気温に水温が変動しやすく、かなりの高温になりがちなので、常に一定の温度で飼育する事が困難になってきます。

「ベタ」と言う魚は、上鰓器官(じょうさいきかん)と呼ばれる構造をエラ蓋内部に持っておりこれが、空気中から直接酸素を吸収できる為で、小さな容器で溶存酸素が少ない水でも酸素供給が出来るのです。
しかしあくまでも他の魚の必要とする酸素量よりも少なくてすむと言うだけで、排泄物を濾過してくれる濾過装置や水質を安定させる環境なり、バクテリアはあればより飼育しやすくなるのは事実です。

「ベタ」と相性の良い熱帯魚は、同じサイズで肉食魚以外ならほとんど一緒に飼育できます。あえて同居しない方が良い種類は、「グッピー」・「グラミィー類」などと、鰭のある種類です。本来「ベタ」は闘魚なので、小競り合いが起こります。

「ベタ」は天然での生殖地域が沼沢地や止水域である事から水流を嫌い、繁殖も雄が水面に泡巣を作り雌が卵をくわえてその中に収容し、両親ともに卵や稚魚の世話をしてくるので、一般の方でも十分に繁殖させる事が可能な魚です。

旅行など長期間留守にされる時は、これこそ瓶等の密閉環境では不可能ですが普通は濾過装置・ヒーターなどを完備し、留守される2日前に水換えを行い新鮮な水であれば、1週間程度は餌なしでも健康に害は及びません。
水草を植えられている方は、蛍光灯と二酸化炭素の自動添加をタイマーセットしますが、魚にとっては1週間程度の蛍光灯が無い生活でも問題ありません。

また、大量に魚を飼育されている方には水槽の上に設置し、タイマー式で落下する「自動餌やり」などと言う商品も販売されています。

一般的なセットを購入(60cm水槽)すれば、メンテナンス頻度も少なくビギナーの方でも非常に手軽に飼育できるのが熱帯魚の世界です。むしろ手軽に見える瓶飼育ほど魚の習性など扱いに熟知されてからでないと困難であると思います。